こんにちは!
スーパーの惣菜担当 料理愛好家の「ひこめ」です!
今日のテーマは「コスパ重視!惣菜コーナーのチキンカツの作り方・チキンカツ弁当の作り方」です。
円安で物価が上がり、昼ご飯をスーパーで買うにも高くなったなー。と感じることはありませんか?
お手頃価格の弁当が減ってきている昨今、これは「お買得でコスパ重視」のお弁当の開発が必要だ!
ということで、今回は手作りのチキンカツをたっぷりいれた「たっぷりチキンカツ弁当」を作っていきます!
- 人気のチキンカツを弁当に!?
- 売れているチキンカツの作り方/仕込み
- 理想的なお弁当から、現実的なお弁当にする!
- ボリューム、コスパ重視!?たっぷりチキンカツ弁当 1パック500円(税込540円)
- まとめ
人気のチキンカツを弁当に!?
スーパーのチキンカツと言えば、手作りでやってるところも多く、利益が取れる商品でもあります。国産鶏を使うことで、差別化もでき、大きさも店舗ごとのこだわりを持って作る事ができます。
今回は、そのチキンカツを使って、ボリューム満点でコストを抑えた弁当を作っていきます!
売れているチキンカツの作り方/仕込み
毎日行っているチキンカツの仕込み風景です。
1.鶏むね肉を適度な大きさにカットします。今回は、150gにカットしました。
2.バッター液を用意します。バッター液は以下のモノがおすすめです。バッター液に下味が付いているので、胸肉には塩コショウを振らずにすぐ使用することができます。
パン粉との結着もよく、揚げながら衣が剥がれる心配がありません。私もプライベートで使うオススメのバッター液です。
3.パン粉を用意します。パン粉は生パン粉を用意します。少し多めに用意して、包み込むようにパン粉を付けます。※パン粉は企業秘密です。
4.仕込み終了。揚げる際は、170度で4分油調します。
理想的なお弁当から、現実的なお弁当にする!
7年ほど前に、「どデカチキンカツ弁当」という量だけに重点を置いた弁当を作っていました。
この時の売価は、1パック498円(税込み537円)でした。1枚300g程度の鶏むね肉で作ったチキンカツは迫力満点のお弁当でした。当時は、鶏むね肉1kg350円程度と安かったこともあり、このボリュームでも利益がでました。
ですが、今は物価高。
鶏むね肉の金額も上がっています。今では、1kg500円~600円程度が相場になり大容量を安価で売ることが難しくなってしまいました。
そこで、今回は、当時ほどの満足感を出すために、弁当箱の種類を変え、副菜を変え、試行錯誤。完成したのがコレです!
当時ほどのインパクトはありませんが、それでも1パック500円で販売できるように工夫し、チキンカツの量は200g使用しました。総重量は約500gです。一つのお弁当としては十分な量があるので、これは売れるかもしれません!
ボリューム、コスパ重視!?たっぷりチキンカツ弁当 1パック500円(税込540円)
では、実際にパートさんに作ってもらい、作業時間を測ってみます。
弁当箱に漬物、ご飯を盛り、盛ったご飯と同じ高さになるようにキャベツを敷き詰め、チキンカツを約200g盛り付けます。今回はチキンカツ50gが特売でしたので、これを4枚使って作ります。
※写真のチキンカツは、1枚50gのお肉にパン粉を付けて揚げたものです。
盛り付けたら、ソースとタルタルソースを2袋ずつ添付したら完成です!
作業時間:6パック製造 10分
まとめ
売場に出してみたところ、オープンに出して昼前に完売。なかなかいい動きでした。
元々、大盛ご飯弁当や特盛のお弁当が売れるお店なので、お手頃価格で買えるコスパがいいお弁当は売れるのかもしれません。
チキンカツ自体は、もう10年以上売っている商品なので、それだけ定着し愛された惣菜だからこそ、お弁当でも売れてるのかもしれません。
それでは、皆様のお弁当の参考になれば幸いです!