こんにちは!
スーパーの惣菜担当 料理愛好家の「ひこめ」です!
今日のテーマは、「味付けは塩だけ!家にある材料で作れるチキンのクリーム煮:シュクメルリ」です!
- シュクメルリとは?
- 松屋のシュクメルリ、これまでに2回復刻!?
- 実はスーパーでも一時期売られていた!?
- シュクメルリの材料はシンプルに!チーズが決め手だった!
- 翌日のシュクメルリは煮凝りが出来て最高に美味しい!
- まとめ
シュクメルリとは?
シュクメルリは、ジョージア(旧グルジア)発祥の伝統料理で、鶏肉をにんにくや牛乳、クリームで煮込んだ「世界一にんにくを美味しく食べるための料理」と称されています。
鶏肉とにんにくを牛乳で煮込んだシチューのような料理です。
シュクメルリはジョージアのラチャ地方にある「シュクメルリ村」に由来しており、この村で広まった料理が名前の由来になっています。
松屋のシュクメルリ、これまでに2回復刻!?
松屋では2020年にシュクメルリ鍋定食を初提供しました。その後、2021年に人気を受けて再復刻。今年2024年2月にも復刻しています!
濃厚なクリームソースにたっぷりのにんにくが効いたシュクメルリは、ご飯との相性抜群で、SNSでも話題になりました。
実はスーパーでも一時期売られていた!?
私のいるスーパーでは2019年頃、松屋でシュクメルリが流行った時期に「シュクメルリ弁当」を提供していました。当時は鶏も安く、1パック398円で提供していたと思います。
ただお客様からは
などスーパーで提供するには少し早かった印象でした。
作り手もレシピを見て、何が正解か分からず、焼いた鶏に、温めたホワイトソース、チーズソースを掛けて提供していました。
提供を開始して、1か月程度で販売は終了。再度の提供はありませんでした。
シュクメルリの材料はシンプルに!チーズが決め手だった!
お店での販売以降、Youtubeや色々なサイトを見て、家で何度か作ってみました。
ジョージア国ではコリアンダーやフェネグリークなどスパイスが入っているようで、個性的な味でした。
そこで、材料をシンプルにしていき、時間が経っても美味しいシュクメルリが作れないか、試行錯誤しました。
そこで見つけたのが、ピザ用チーズを入れる事でした。お店でもチーズを入れていたので、余ったチーズを投入して煮詰めてみると、油と牛乳の分離を抑え、お肉によく絡むシュクメルリが出来ました。
今回はそのやり方をご紹介します!
材料(1人前)
- 鶏もも肉 1枚
- にんにく 5片
- 牛乳 200ml
- ピザ用チーズ 50g
- 油(オリーブオイルまたはバター) 大さじ1
- 塩 適量(表面:二つまみ 裏面:二つまみ 程度)
- パセリ 少々(飾り用)
※塩は安価で、様々な料理に自摸使える漬物塩を使います。うまみも追加されるので、重宝しています。スーパーやホームセンターでも買えるので、一度ご覧ください。
この塩は以前、「塩水(ブライン液)で作る!ジューシーな「鶏むね肉唐揚げ」の作り方 - 節約のデリ」」でもご紹介しました。
作り方
- 鶏もも肉を大きめに切り、塩を強めに振ります。お肉は大きい方が、おかず感が出ます!
- にんにく、パセリは粗みじん切りにします。
- フライパンに油を入れ、にんにくを弱火で炒めます。少しにんにくが色づいたら鶏肉の皮面を下にして、しっかり焼き目をつけていきます。
- 牛乳を加え、弱火で10分煮込みます。
- ピザ用チーズを加え、全体に絡ませてソースを作ります。
- お皿に盛り付け、パセリを散らして完成です。
翌日のシュクメルリは煮凝りが出来て最高に美味しい!
一晩置いたシュクメルリは、煮凝りが出来てご飯やトーストに最高に合います。
作り置きもできるので、ぜひ試してみてください!
まとめ
シュクメルリは、家にあるシンプルな材料で簡単に作れる濃厚なクリーム煮です。
チーズを加えることで、鶏の脂と牛乳が一体化してコクのあるクリーミーな仕上がりになります。
お弁当に持っていく際も、トロミが強い方がお弁当に向きます。松屋のように、野菜を入れても美味しくできると思います。
翌日も美味しく食べられるので、作り置きにも最適です。ぜひ一度挑戦してみてください!