こんにちは!スーパーの惣菜担当"ひこめ"です!
今回のテーマは「主要メーカー195社が値上げを続行!2024年11月の食品値上げの実態と今後の見通し!」です。
この記事では、スーパーの惣菜目線で以下の事が分かります!
- ・最新2024年9月のスーパーマーケットの売上傾向
- ・ものを買わなくなっている!?購買意欲が低下している原因とは?
- ・2025年も値上げの見通し?粘質的な値上げ!
私について詳しいことは、こちらをご覧ください。
- 2024年スーパーマーケット最新動向:部門別売上と消費者の購買意欲
- 最新情報:2024年9月のスーパーマーケット業界の売上動向
- 消費者の購買意欲が低下する背景
- 2024年11月の食品値上げ、前年を大幅に上回る
- 今後の見通し:2025年も続く粘質的な値上げ
- まとめ
2024年スーパーマーケット最新動向:部門別売上と消費者の購買意欲
今回は、最新の「スーパーマーケット景気動向調査」「帝国データバンク食品主要195社」をもとに、2024年9月のスーパーマーケット業界の動向、2024年11月の消費動向をご紹介します。
消費者の購買意欲が低下する中、売上の上がった部門やその要因、また今後の課題について詳しく解説します。
※今回の記事は以下の資料を参考にしています。
※この記事はChatGPTにて資料内容を学習させて作成した記事になります。
最新情報:2024年9月のスーパーマーケット業界の売上動向
2024年9月、スーパーマーケット全体の売上は前年と比べ増加しました。
部門別にみると、青果、惣菜、一般食品では売上が伸びていますが、日配品や畜産では伸び悩んでいます。
部門別の売上傾向
では部門ごとに売上の動きを見ていきましょう。
部門 | 売上高(万円) | 構成比 | 前年同月比(増減率) |
---|---|---|---|
総売上高 | 1,036,148 | 100% | +3.2% |
食品合計 | 957,088 | 92.4% | +3.3% |
青果 | 153,334 | 14.8% | +4.9% |
水産 | 86,114 | 8.3% | +3.1% |
畜産 | 117,471 | 11.3% | +2.7% |
惣菜 | 117,026 | 11.3% | +4.2% |
日配 | 214,014 | 20.7% | +0.9% |
一般食品 | 269,129 | 26.0% | +4.4% |
非食品 | 55,533 | 5.4% | +1.3% |
私の担当するお店も惣菜は110%と大きく伸びました。
青果:好調なサラダ野菜とカット野菜
青果部門ではサラダやカット野菜が売上を牽引しました。9月の記録的な残暑により、家庭での手軽な食事として冷菜の需要が高まったことが要因です。
特に玉ねぎやジャガイモなど根菜もよく売れました。
水産:サンマ豊漁も、価格高騰の影響が続く
サンマの豊漁が水産部門の売上増加に貢献しましたが、秋サケの不漁や魚卵・冷凍水産品の価格高騰が続き、全体的な伸びは限定的でした。
魚介類は価格に左右されやすく、消費者が購入を控える傾向も見られます。
惣菜:米飯類や揚物が好調
惣菜部門では米飯類や揚物が好調に推移。気温が高いため自宅での調理を避ける家庭が多く、夕食向けの惣菜需要が増加しました。また、涼味系惣菜(冷やし中華や冷製パスタなど)も人気でした。
お米が高くなってお弁当の売上が毎月伸びています。売れ筋は398円~498円ラインです。
消費者の購買意欲が低下する背景
9月のスーパーマーケットでは全体の売上が伸びた一方で、消費者の購買意欲は下がっています。
購買意欲が下がってる原因は3つです。
こうした要因から、消費者が以前より価格に敏感になり、値上げが続く商品よりも安価な商品を選ぶ傾向が強まっています。
2024年11月の食品値上げ、前年を大幅に上回る
2024年11月の家庭用食品の値上げは282品目にのぼり、前年同月を143品目(+102.9%)上回り11カ月ぶりの高水準です。
お米も高いし、もうどうしていいか分からないよ~。
正月用品やふりかけ、チョコレートなど幅広い品目で値上げが見られ、2024年通年の値上げ品目数は累計で12,458品目に達しました。
今後の見通し:2025年も続く粘質的な値上げ
2025年も、円安や物流費増加の影響を受けて食品の値上げが続く見通しです。
2025年には、値上げ予定の品目が1000品目を超え、昨年の同時期比で大幅な増加が予想されています。
スーパーマーケット業界は、引き続きコストと品質のバランスを保ちながら、価格設定に慎重を期する必要があるでしょう。
消費者が節約志向を強めるなか、「価格据え置き」や「PB商品の充実」などの対応も今後ますます重要になっていくでしょう。
まとめ
2024年9月のスーパーマーケット業界は、気温や価格の変動によって売上に大きな影響が見られました。
特に青果や惣菜が好調だった一方で、消費者の節約志向が強まり、今後も需要の変化に応じた対応が求められます。
スーパーマーケット各社は、消費者ニーズに合った商品展開や価格設定に注力する必要がありそうです。