優しいピンク色のガリを作る!大根と生姜のハイブリッドガリに彩りをプラス
彩り豊かなピンクガリでお寿司が映える!
こんにちは!スーパーの惣菜担当「ひこめ」です。
今回は「ピンク色の大根ガリ」の作り方をご紹介します。
以前紹介した大根ガリレシピは、2つあります。
今回はこの大根と生姜を使った「ハイブリッドガリ」をさらに発展させ、紫大根を活用し”優しいピンク色”を実現させます!
刺身や寿司のトッピングにぴったりな、映えるガリを家庭で簡単に作れます。
「くら寿司」からインスパイアされた大根ガリ
約1年前に「くら寿司」で食べた大根ガリがきっかけで、家庭でも再現可能なレシピを考案してきました。
最初は大根だけを使ったシンプルなガリを紹介し、その後、生姜を加えた「ハイブリッドガリ」を公開しました。
この記事は、1年経った今でも定期的に読まれていて、需要が高いのだと実感しました。
今回は、その「ハイブリッドガリ」に紫大根を加え、自然なピンク色に仕上げる方法をお伝えします!
生姜と大根のガリに挑戦しよう!
私は月に1度、定期的にガリを作っています。
作り置きしておけば、稲荷寿司のご飯に混ぜたり、炊き込みご飯に混ぜたり、生姜焼きに使えたりと色々便利なんです。
普通のガリであれば、生姜の皮をむいて薄くスライスして湯掻いて、酢漬けにします。その工程と同じように今回も、私なりに作っていきます!
材料
大根(白)……15〜20cm
大根(赤)……紅しぐれ大根などの皮が紫で中身も少し同じ色のもの(白い大根の1/5程度)
※量を多くすると紅生姜のような真っ赤な色になるので注意!
生姜(小)……赤い大根と同量
酒・みりん・ざらめ……各お玉2杯
出汁酢……お玉1杯
※お玉1杯は75ml、ざらめ1杯は約35gです。砂糖は、白砂糖・三温糖でも大丈夫です。
手順
1. 材料の下ごしらえ:スライス
大根と生姜はよく洗います。生姜は皮をむきます。
薄くスライスしますがこれは、圧倒的にスライサーが便利です。昔、所ジョージさんの番組で紹介していたスライサーを使っていきます!
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このスライサーは3枚刃で、スライスするのが楽しくなるくらいスススッと切れます。再度バズってもおかしくないくらい、オススメなのでぜひ使ってみてください!
2. 軽く湯がく
沸騰させたお湯の火を止め、数回に分けて大根と生姜を入れます。10秒ほど泳がしたら、冷水に取ります。
冷水に入れないと、柔らかくなってしまうので、湯がいたらすぐ冷やすのがポイントです!
3. 漬けダレを準備
鍋に酒、みりん、ざらめを入れて中火で加熱し、ざらめが溶けたら火を止め、出汁酢を加えます。
粗熱をとってボウルに移します。
4. 漬け込む
湯がいた大根と生姜を”強く絞り”、漬けダレに加えます。全体が馴染むように、ほぐして漬け込みます。
この間に紫大根の色が全体に行き渡り、ピンク色に変化していきます!
この時点ではまだ3色ですが、全体に色が回ると生姜の黄色とピンクに染まった大根ガリだけになります。
5. 保存
消毒したタッパーに移し、冷蔵庫で1週間寝かせます。漬け込んでから2時間程度で食べられますが、1週間後がベストな味わいです。
漬けて三日後には、濃いピンク色は薄くなり、白い大根は薄い優しいピンク色になります。
紫大根の選び方とおすすめ品種
ピンク大根ガリを作るには「紅しぐれ」や「京むらさき」といった紫色の皮を持つ大根がおすすめ。
これらは皮が紫や赤色で、中身も少し同じ色が入った大根です。
ガリの賞味期限
気になる賞味期限は、冷蔵で1ヶ月程度です。そのためには、製造過程での消毒や保存容器の消毒なども必要です。
私は熱消毒ではなくアルコール消毒を行っています。
作った結果
昨年作った「ハイブリッドガリ」より、色鮮やかさが格段にアップしました!
ピンク色のガリは見た目が可愛らしく、家庭料理が映えること間違いなしです。刺身や寿司のトッピングに使えば、おしゃれ感が増しますよ!