節約のデリ

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【2025年6月版】低価格で売れる弁当の作り方と現場のリアル

「399円だけど手抜きなし!」私たちの惣菜弁当、こうして生まれ変わりました

最近、スーパー全体で「惣菜コーナー」が元気なんです。実際、6月の業界の数字を見ても、売上は前年比プラスで、特に惣菜は他の部門よりもぐっと伸びていました。

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でもその裏では…仕入れの価格がどんどん上がって、利益はゼロに近い、なんてお店も少なくありません。

そんな中で私たちが取り組んだのが、「お客様に喜んでもらえて、ちゃんと利益も出せるお弁当」の見直しです。

今回のリニューアルポイント

  • むね肉より安くなった“もも肉”を主役に
  • ボリューム調整で見た目の満足感はキープ
  • 冷凍惣菜は極力使わず、ほぼ手作り


 

鶏もも唐揚げ&ハムカツ弁当

うちの売場で人気の「唐揚げ&フライ」の組み合わせ。

唐揚げ&ハムカツ弁当

以前は国産鶏むね肉の唐揚げにメンチカツでしたが、鶏むね肉の価格が、ブラジル産もも肉をよりも高くなってしまいました。そこで、ブラジル産鶏もも肉を使ったの唐揚げに変更。
さらに、メンチは高くなりすぎたので、安定のハムカツにチェンジしました。

おろしチキン南蛮弁当

暑くなるとさっぱり系がよく売れます。

おろしチキン南蛮弁当

南蛮ダレをかけた唐揚げに、たっぷりの大根おろしとネギをのせた人気商品。こちらもむね肉からもも肉に変えて、ジューシーさもUP。胸肉で販売していたときは、多い日には30パック以上売れる定番書品でした。

塩油淋鶏風弁当

タレが決め手の中華風アレンジ。

塩油淋鶏弁当

以前は大きめのカットで鶏竜田揚げを150gも入れていましたが、今回は一口サイズ大にしてそれをハーフカットして100gの盛りつけに。8切れ盛ってあるので、見た目のボリューム感は維持できました。

野菜たっぷりチキン南蛮弁当

ヘルシー志向の方にもおすすめの1品。

野菜たっぷり南蛮弁当

鶏もも唐揚げにピーマン・にんじん・玉ねぎをたっぷりトッピングした、見た目にも彩り豊かなお弁当です。南蛮ダレ多めで食欲そそります。

販売価格:399円(税込430円)
利益率:約45%(しっかり確保できています)


 

手作りだからできる工夫

本音を言えば、プリフライ(下揚げ済み品)とか冷凍の惣菜で手間を減らしたい気持ちもあります。

でも今は、それすら高くなってしまっていて、結局「自分たちの手で作る」方が安くておいしい♪ということに気づき、原点回帰が起きています。

だからこそ、作り方を工夫して、できる限りムダを減らして、しっかり利益を残す。

そんな時代が到来しています!

データから見えた6月の流れ

6月のスーパーの惣菜業界の数字をわかりやすくまとめると、こんな感じです。

項目 内容
惣菜の売上 昨年も売上を伸ばしていましたが、さらに今年もしっかり売上を伸ばしています(+5.5%)
お客様の動き お弁当や揚げ物な、タイパ・コスパを求めるお客さんの増加。
材料の仕入れ価格 かなり高くなってきています。材料を買うより、お弁当や外食をしたほうが安い状況にあります
お店の利益 ほぼ出ていないお店もありますが、各スーパーで独自アイテムの製造が増えています。

つまり、「売れてるけど、儲かりにくい」…そんな6月でしたが、頑張っているところは自社商品の製造に力を入れているという状況でした!


 

だからこそ、私たちも弁当づくりに力を作りました

手間はかかるけど、お客様に選ばれることが一番大事。

そのために原価を計算して、レシピを見直して、唐揚げひとつにもちゃんと理由を持たせて…。そんな風に作ったお弁当です。

7月8月は夏休み需要も多く、お弁当は作っても作っても売れてしまいます。

「ここならそこそこの値段で弁当が買える!」

目的買いのお客さんを増やせるかが、今後のスーパーの惣菜の力も見せ所。熱中症に気をつけながら頑張っていこうと思います!