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【2025年8月】食費どれくらい上がってる?カレーライス物価指数でわかる家庭のごはん代

【2025年7月】食費どれくらい上がってる?カレーライス物価指数でわかる家庭のごはん代


カレーって、食卓の定番だけど…最近の原材料の高騰で「ちょっと高くなったな」と感じていませんか?


実はその「カレーの値段」を毎月チェックしている指標があるんです。


 

カレーライス物価指数って何?

「カレーライス物価指数」は、帝国データバンクが毎月発表している調査で、家庭でカレーを6食分作るときにかかる材料費や光熱費をもとに算出されます。

カレーは、お肉・野菜・お米・ルーなど食卓の定番食材が使われるため、家庭の物価のバロメーターとして注目されているんです。

 

つまりこの指数を見ると、

「家庭のごはん代がどれくらい上がってるかが分かる数字」

というわけです。


 

カレーライスの価格がまた下がった!3カ月連続で値下がりへ

2025年8月のカレーライス価格は1食あたり436円
前月比で2円の値下がりとなり、3カ月連続で減少しています。

 

これは2025年5月のピーク「441円」と比べて5円下がった計算
長く続いた価格高騰が、ようやく落ち着きを見せてきました。

さらに、2025年9月の予測価格は431円とされており、下落傾向はしばらく続く見通しです。


 

カレーライス物価の内訳

では、この436円という価格の中身を詳しく見てみましょう。

  • 🥩 カレー具材(肉・野菜):213円
    → 前月比+3円/前年同月比+4円
  • 🍚 ごはん(ライス):192円
    → 前月より4円ダウン
  • 🧂 カレールー+油:27円
    → 25カ月ぶりに前月比でマイナス!
  • 🔌 水道光熱費:4円
    → 大きな変化なし

ごはんとカレールーがそろって下がったのは注目ポイントですね。


 

なぜ今、少しずつ下がってきているのか?

主な理由は以下の通りです:

  • 🌾 コメ価格の高騰が一段落
    → 備蓄米の流通や、消費ペースの落ち着きが反映された。
  • 🧅 野菜価格が平年並みに
    → 高温でも生育が安定し、供給が確保できた。
  • 📉 インフレ全体がやや鈍化
    → 他の食品でも上昇ペースが落ち着きつつある。

とはいえ、再上昇リスクもあるので油断はできません。


 

でも油断禁物!今後また上がる可能性も?

2025年9月の予測価格は431円。 確かに下がり傾向ではありますが、依然として高値圏にあることには変わりません。

 

「野菜類は高温と少雨の影響で、再上昇の可能性あり」

とも分析されています。

「底打ち前の一時的な緩和」かもしれない

そんな見方もできるのが現状です。


 

2020年の一般家庭の食費と比較:これで感覚値がわかる!

総務省「家計調査」によると、2020年の二人以上世帯の月平均食費は約7万2,000円
2025年現在は約8万円とされ、約5,000円の増加(約7%)となっています。

一方、カレーライス物価指数では…

  • 2020年:275円
  • 2025年8月:436円

→ 約1.6倍(+161円) にも跳ね上がっています。

食費全体はゆるやかな上昇でも、
日常のごはん代は大幅に上がっているという現実。

つまり、全体的な食費よりも、カレーのような身近な料理の方が、家計への値上がりの影響がより大きいということが分かります。


毎日の食卓で感じる「食費の高さ」は、この体感値から来ています。


 

まとめ:今が底かも?うまく乗り切るには?

2025年8月のカレーライス価格は436円。
3カ月連続の値下がりで、ひとまずピークを過ぎたようにも見えます。

 

ただし、具材価格や気候の影響など、再上昇のリスクも消えていません。

こんな時こそ、冷凍保存や作り置きで賢く節約。 「今の価格帯で多めに仕込んでおく」のもおすすめです!

 

また来月も最新データが発表されたら、ブログで速報しますね。
一緒にごはん代を見守りながら、家計もほっこり整えていきましょう♪