
台風や大雨のニュースで「警戒レベル4」と出ると、正直なところ、少しドキッとしますよね。
2026年6月2日は、台風6号の影響で宮崎県の河川に新しい防災気象情報の「レベル4氾濫危険警報」が発表されたと報じられました。ただし、ここでいう「初めて」は、2026年5月29日に始まった新しい防災気象情報での話です。「警戒レベル4」そのものが今日初めて出た、という意味ではありません。
では、台風で警戒レベル4が出たら、家庭では何を見て、どう動けばいいのでしょうか。今回はそこを整理します。
警戒レベル4は「危険な場所から全員避難」
警戒レベル4は、危険な場所にいる人が避難行動をとる段階です。内閣府の避難情報ガイドラインでも、レベル4は「危険な場所から全員避難」と整理されています。
ここで迷いやすいのが、「避難=必ず避難所へ行くこと」と考えてしまう点です。安全な親族の家、近くの頑丈な建物、自宅の上の階など、その時に命を守れる場所へ移ることも避難に含まれます。あなたの家は、川沿いや低い土地、崖の近くではありませんか?
| 警戒レベル | 家庭での目安 |
|---|---|
| レベル3 | 高齢者や小さな子どもがいる家庭は早めに避難を考える |
| レベル4 | 危険な場所にいる人は避難行動へ移る |
| レベル5 | 災害が発生・切迫。命を守る行動を最優先 |
台風で警戒レベル4が出たら見る情報
警戒レベル4を見た時に、まず確認したいのは自治体の避難情報です。自分の住んでいる町名や地域が、避難指示の対象に入っているかを見ます。
次に、気象庁のキキクルや国土交通省の川の防災情報で、雨・土砂災害・川の水位を確認します。最後にハザードマップで、自宅周辺が浸水想定区域や土砂災害警戒区域に入っているかを見る。この順番にすると、少し落ち着いて判断しやすいです。
① 自治体の避難情報で対象地域を見る
② 気象庁のキキクルで危険度を見る
③ 川の防災情報で水位を見る
④ ハザードマップで自宅周辺を確認する
⑤ 危険な場所なら、暗くなる前に移動する
「まだ外が静かだから大丈夫かな」と思うこともありますよね。でも台風は、進路や雨量が変わります。夜に雨風が強まる予報なら、明るいうちに家族で避難先を決めておきたいところです。
警戒レベル4に備えて家で確認するもの
防災用品は、全部を一気にそろえようとすると出費が重く感じます。家計目線では、まず「今日困るもの」から確認するのが現実的です。
飲料水、常温で食べられる食品、モバイルバッテリー、現金、常備薬、保険証や身分証の控え、子ども用品や介護用品。このあたりは、台風前に一度見ておくだけでも安心感が違います。
レベル3のうちに
避難先、持ち物、家族への連絡を確認
早めに準備
レベル4になったら
危険な場所にいる人は避難行動へ
安全を優先
今回のような新しい名前の警報が出ると、「これは何?」と気になります。ただ、家庭で見るべきポイントはシンプルです。自分の住所、家族の居場所、避難先。この3つを確認して、危険な場所なら早めに動く。警戒レベル4を見たら、まずここから始めたいですね。
参考:気象庁「新たな防災気象情報について」、気象庁「指定河川洪水予報」、内閣府「避難情報に関するガイドライン」、ハザードマップポータルサイト