こんにちは!料理愛好家のひこめです!
私はスーパーの惣菜で15年以上働くベテランチーフです。
今回は、「ポイント10倍デーにポイントは使うべき?貯めるべき?」です。
お買い物をする際に貯まったポイントをどのタイミングで使うか悩むことはありませんか?従業員においても、使うタイミングを見失っている人はチラホラいます。
そこで!今回は、5,000円の商品を購入する際に、500円分のポイントが貯まっている状況から、どちらがよりお得かを考察します。
ポイントデ―にポイントを使ってもいいの?
状況:
当日:ポイント10倍デー
商品:5,000円分
貯まったポイント:500ポイント(500円分)
ポイント付与:100円で1ポイント
疑問
ポイント10倍デーにどのようにポイントを使うかを2つのシナリオで考えます。
①ポイントをすべて使って購入
②ポイントを使わずに購入
どちらも、出費とポイント還元から最終的にいくら差が出るのか検証します。
シナリオ①(ポイントを使って購入)
商品の価格: 5,000円
使用ポイント: 500ポイント(500円分の割引)
実際の支払い金額: 5,000円 - 500円 = 4,500円
ポイントデーでの10倍ポイント還元: 4,500円 × 10% = 450ポイント
実質的なコスト:
初期ポイント500円相当を使用しましたが、新たに450ポイントが還元されました。
総コスト計算: 4,500円(支払い金額) - 450円(新ポイントの価値) = 4,050円
結果:4,050円が実質的な出費となります。
シナリオ②(ポイントを使わず購入)
商品の価格: 5,000円
使用ポイント: 0円
実際の支払い金額: 5,000円
ポイントデーでの10倍ポイント還元: 5,000円 × 10% = 500ポイント
元々持っていたポイント: 500ポイント
最終的なポイント残高: 500ポイント + 500ポイント = 1,000ポイント
実質的なコスト:
支払った全額に対してポイントが還元され、合計1,000ポイント(1,000円相当)が還元されました。
総コスト計算: 5,000円(支払い金額) - 1,000円(初期ポイント+新ポイントの価値) = 4,000円
結果:4,000円が実質的な出費となります。
結論:ポイントデーにはポイントは使わない!
シナリオ①:4,050円が実質的な出費
シナリオ②:4,000円が実質的な出費
この分析から、ポイントデーにはポイントを使わずに支払い、より多くのポイントを獲得する方が、長期的に見てお得なことが分かりました。
ただしポイントには有効期限があります。期限切れ前に使い切ることが大切です。
では、いつ使うべき?
ポイントの使い道:ゴミ袋
前に「スーパーで使える節約術」について記載しました。
この記事の、「2. 必ず使うものでポイントを消費する」で消費税のかからないゴミ袋(一部地域を除く)の提案をしました。場所によっては、ポイントでお得に品モノと交換できるものもあるので、それで使うのもいいかもしれません。
年末年始のケーキ・お寿司・おせち
年末はポイント還元率が高くなることが多いですが、
「ここで使わなければいつ使うの?」という時期です。
私のいるスーパーではこの時期に使う人が多く、ケーキやおせちを注文し、すべてポイント支払いにしている方をよく目にします。
さらに、予約品はポイント還元率が通常よりもよく、ポイントを消化したのに、またポイントが貯まるなんてこともあります。
まとめ
ポイントの使用は、ただ単に「あるから使う」のではなく、計画的に行うことが節約につながります!
ポイント還元イベント時にポイントを貯め、必要な時に賢く使用する。ルールを理解し、最適なタイミングで使うことがポイントになります!