節約のデリ

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冬至にぴったりのかぼちゃ煮レシピ

こんにちは!料理愛好家のひこめです!

私はスーパーの惣菜で15年以上働くベテランチーフです。

簡単な自己紹介です!

◎惣菜歴15年以上

◎5年間で売上120%UP!!

◎毎月5万円貯金(投資)

◎月10万円生活実践中

◎節約レシピ考案

そんな私の今回のテーマは「かぼちゃ煮」です!

 12月22日は”冬至”ですね!冬至と言えば、「かぼちゃ」です。スーパーの惣菜でもこの日は大量に売り場にかぼちゃ商品を出します。

 品ぞろえとしては、かぼちゃ煮・かぼちゃコロッケ・かぼちゃ天あたりだと思いますが、やはり売れるのは、「かぼちゃ煮」です。

 今回はその”かぼちゃ煮の作り方”と、レシピの提案を行いたいと思います。

 

冬至には、なぜ「かぼちゃ」「ゆず」なの?

 冬至にかぼちゃを食べる習慣は、かぼちゃが栄養豊富で体を温める効果があるとされているからです。かぼちゃにはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、特にビタミンAが豊富で、冬の寒さに強い体を作るのに役立つとされています。また、かぼちゃは「冬至南瓜」とも呼ばれ、風邪をひきにくくなるとも言われています。

 

 一方で、柚子(ゆず)を風呂に浮かべて入浴する習慣(ゆず湯)もあります。柚子にはリラックス効果や血行促進効果があり、冬の寒さによる体の冷えを和らげ、風邪の予防にも役立つとされています。この風習は、柚子の香りが邪気を払い、無病息災を願う意味合いも含んでいます。

 これらの習慣は、季節の変わり目における健康維持と、長い冬を乗り越えるための願いが込められていると言えます。

 

スーパーの惣菜で売れるのは「かぼちゃ煮」

冬至当日のかぼちゃ煮の陳列

 スーパーの惣菜では、当時には「かぼちゃ煮」が良く売れます!当日だけじゃなく、一週間ほど前から少しずつアピールを始めながら、当日に最大値で売れるようにします。

 特に惣菜で売れるのは、栗かぼちゃを使った「かぼちゃ煮」です。甘くて、ほくほくとした食感が特徴です。ねっとりと滑らかで舌触りが良く、見た目もきれいなオレンジ色で売り場で映えます。金額は100g当たり178~198円程度です。

 

家で作るなら、国産かぼちゃ!でも冷凍品でも美味しい。

 家でかぼちゃ煮を作るなら、国産かぼちゃを選ぶのがおすすめです。北海道産栗かぼちゃ、千葉県産九十栗かぼちゃなどの”栗かぼちゃ”。他には、北海道産黄王種のかぼちゃなど、品種を選べるならばこの辺りを選ぶと美味しくできます。

 安価な外国産のかぼちゃでも100gあたりの差は30円~40円程度の差しかありません。少し皮面が口に残るものもありますが、普段食べる分には十分です。

 ここで、なかなか選択肢にはいらない冷凍品ですが、惣菜は冷凍品を多く扱います。美味しい状態のかぼちゃを冷凍したものもあり、美味しい冷凍品とであれば、1年中美味しいかぼちゃを頂けます。

 ある惣菜屋では、冷凍品のかぼちゃを使った”手作りのかぼちゃ煮”が一年中良く売れているようです。

 

惣菜流の作り方

 惣菜で作るときは、荷崩れさせた手作り感ある”かぼちゃ煮”もあれば、荷崩れさせない綺麗なかぼちゃ煮もあります。私は、栗かぼちゃが手に入った時は、荷崩れさせた手作り感あるかぼちゃ煮を作ります。その時のかぼちゃの質で変えてもいいかもしれません。

材料(2~3人前)

かぼちゃ1/4(約400g程度です。)

砂糖 大さじ1

塩 一つまみ

材料はこの3点のみです。※今回は、栗かぼちゃが手に入らなかったので、国産の西洋かぼちゃを使いました。

 

手順

1.鍋に一口大に切ったかぼちゃを入れ、浸る程度の水を入れます。

かばちゃが浸かるくらいの水を入れます。

2.砂糖・塩を加えて落し蓋をして中火で煮ていきます。

アルミホイルで落し蓋をして煮ていきます。

3.15~20分ほど煮たら落し蓋を外して、水分が飛んでいるのを確認します。水分が飛んでいれば放熱します。

水分が飛んだら、放熱させます。

 ※荷崩れされたかぼちゃが良い方は、落し蓋ではなく、鍋蓋をして煮ます。水分が完全に飛ぶ前に、鍋を振って、全体を馴染ませてます。再度火にかけ、水分が飛んで来たら蓋を開け、再度鍋を振って全体を馴染ませます。この工程を何度か行います。この蓋を開けた瞬間に味が染み込むので、この工程が大事になります。

4.放熱が終わったら、皿に盛って完成です!

1人前3切れ程度盛り付けます。

レシピ提案

 他にも、かぼちゃのいとこ煮、かぼちゃコロッケ、かぼちゃ天など、惣菜向けの商品は多数あります。

 一口サイズに切ったかぼちゃを天ぷらにして、はちみつと黒ゴマと和えれば簡易的な”大学芋風かぼちゃ”も作れます。

 他には、かぼちゃとチーズの相性もいいので、かぼちゃのチーズ焼きなんかもいいかもしれません。お店ではかぼちゃコロッケにカマンベールチーズを入れた商品も提供しています。

 簡易的なポタージュもおすすめです。かぼちゃの皮を削ぎ、この皮だけをオリーブオイルで炒めてパリパリにし、塩で味を調整します。かぼちゃの身は、牛乳と15分ほど煮て、柔らかくしミキサーで滑らかにします。さらに盛って、中央にかぼちゃの皮をトッピングしたら、かぼちゃのポタージュの完成です。

 かぼちゃだけでも幅広いレシピがあるので、ぜひ一度挑戦してみて下さい!

まとめ

 美味しいかぼちゃであれば、砂糖すらいりません。塩を少々いれて煮るだけで、甘いかぼちゃ煮が作れます。どのかぼちゃでも基本的な作り方は同じで、片手間に作れるのが、副菜としても優秀です。お弁当のおかずとしても使えるので、翌日のお弁当具材にも適しています。

 材料もかぼちゃがあれば、作れるので、是非一度試してみて下さい!