こんにちは!料理愛好家のひこめです!
私はスーパーの惣菜で15年以上働くベテランチーフです。
簡単な自己紹介です!
◎惣菜歴15年以上
◎5年間で売上120%UP!!
◎毎月5万円貯金(投資)
◎月10万円生活実践中
◎節約レシピ考案
そんな私の今回のテーマは「クリスマスのローストレッグ」です!
スーパーの惣菜としても人気の商品ですが、実は家庭でも簡単に作ることができます!私は惣菜コーナーで15年以上ローストレッグを作ってきました。今年は物価の高騰もあり、お店で買うには躊躇してしまう方もいるかもしれません!
そこで自宅でお得に楽しむ方法をご紹介します。スーパーのローストレッグと照り焼きチキンの違いから始め、惣菜流の漬け込みタレ、フライパンでの焼き方まで、詳しく解説していきます!
スーパーの惣菜:ローストレッグと照り焼きチキンの違い
特徴と味の違い
ローストレッグはチキンの足部分で、ジューシーさと肉々しい味わいが魅力的です。
一方、照り焼きチキンは甘辛いタレが特徴で、鶏もも肉を使用することが多いです。ローストレッグはそのサイズからも豪快に食べられる”ごちそう感”と”肉々しい深い味わい”が楽しめる一方、照り焼きチキンは味の浸透がよく、安価にいつでも楽しめるのが特徴です。
鶏肉を選ぶポイント
ローストレッグの鶏肉を選ぶ際は、肉の色や質感に注目しましょう!外国産・国産ブロイラー・地鶏があり、それぞれ価格が異なります。外国産は安く、地鶏は高くなります。ですが、国産ブロイラーは価格も地鶏ほど高くなく、外国産ほど脂に癖がなく美味しく頂けます。
自宅で作るローストレッグ
漬け込みタレの作り方
自宅でローストレッグを作る際の最大の秘訣は、漬け込みです。この漬け込み作業を行うと中まで味が入らず、味を染み込ませようとタレを煮詰めすぎて回りだけ塩辛くなってしまいます。そうならない為に、漬け込みタレを作りましょう!
材料(骨付きもも肉1本分)
醤油 ・・・ 50グラム
酒 ・・・ 50グラム
みりん・・・ 50グラム
砂糖カラメル 50グラム(※作り方は以下)
1.砂糖カラメルを作ります。砂糖カラメルは料理に色付けるために、度々登場します。砂糖50グラム+水50グラムを火にかけ”煮焦がし”ます。カラメル色になったら、水50グラムを入れて苦くならないように色止めします。
2.漬けタレを作ります。酒・みりんを火にかけ、アルコール分を飛ばします。醤油・砂糖カラメルを加えて冷蔵庫で冷まします。
3.骨付きもも肉1本を先ほどの”2.の漬けタレ”で1時間以上、できれば1日漬け込みます。これで準備は完了です!
フライパンでの焼き方
1.準備していた肉を”漬けタレ”と”肉”に分け、漬けタレだけを火にかけます。
2.灰汁が出るので、取り除きながら、とろみが出るまで煮詰めていきます。とろみが付いたら火を止めます。照りタレの完成です!
3.フライパンに油をしき、皮面から焼いていきます。焦げやすいので、中火で焼いていきます。
4.”軽く”焦げ目が付いたら、裏返して蓋をして、5分、弱火で蒸し焼きにします。
5.裏返して5分、弱火で蒸し焼きにします。※焼成後、火が通っていなければ、延長して焼いてください。
6.皮面に照りタレを塗り、バーナーで皮面を炙り、更に盛って完成です!
私の体験談
スーパーでのローストレッグ作り
私がスーパーの惣菜コーナーでローストレッグを作る際には、毎年200本以上焼きます。前日に漬け込み、当日に焼き上げるという工程をひたすら繰り返します。
その合間には、ピザやハンバーグなど焼くものは、山のようにあります。それを昼のピーク前、夕方の作り立てと時間に追われながら行います。最高で8時間焼き続けるときもありましたが、それは10年以上前のお話。
今は、フライドチキンが売れ、昔以上に焼くことはなくなりました。それでも毎年たくさんのローストレッグを焼いています。
大量のローストレッグを一度に管理するのは大変ですが、その分焼き終えた後はクリスマスを乗り切った解放感に包まれます。
家庭での挑戦とコツ
家庭でローストレッグを作る際のポイントは、”生焼け”を避けることです。
肉の関節部分や骨の周りにスリット(切り込み)を入れ、火の通りを良くする工夫が必要です。また、焼き加減の確認は必須です。美味しそうな焦げ目を付けたら、照りタレで、最終仕上げをします。この後掛けをすることで、味が濃くならず、最後まで美味しく食べることができます。
まとめ
家庭でローストレッグを作るのは、簡単です!オーブンを使わずフライパンで作れますし、煮詰めないので、味も濃くなりません。漬け込むのは1日がベストですが、1時間以上であれば、味も入っていきます。
特別な日の料理として十分な満足感を得られるアイテムですので、紹介したポイントを押さえて、スーパーの惣菜にも引けを取らない美味しいローストレッグを作ってみて下さい!