節約のデリ

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スーパーマーケットの業務効率化!ChatGPTで作るお弁当具材リストの作成方法

こんにちは!料理愛好家のひこめです!

私はスーパーの惣菜で15年以上働くベテランチーフです。

簡単な自己紹介です!

◎惣菜歴15年以上

◎5年間で売上120%UP!!

◎毎月5万円貯金(投資)

◎月10万円生活実践中

◎節約レシピ考案

 そんな私の今回のテーマは「スーパーマーケットの業務効率化!ChatGPTで作るお弁当具材リストの作成方法」です!

 私は自己紹介にも書きましたが、スーパーマーケットの惣菜で15年以上働いている責任者です。日々の惣菜や弁当など、作るだけでなく、仕込み(準備)にも時間がかかります。

 私の働いているスーパーでは、アナログ作業が多く、翌日の製造に必要な具材は、自分で計算をしないといけません。担当者によっては毎日同じものを紙に書いて、同じものを製造していきますが、大型の店舗であれば、日々の売り込み商品が違ったりします。

 そうなると仕込みもズレてその都度、考えて指示を出さないといけません。それが仕事ではありますが、それを効率的に1週間単位で出来るだけでも、日々の仕事が軽減できます。

 そこで、作りました!流行りのChatGPTでスーパーのお弁当に特化したツールを!



 

ChatGPTで作るお弁当具材リストの作成方法

お弁当の仕込みを手助けしてくれるGPTs

今回、私のいるスーパーに特化したGPTsを作り、実際に使用してみました。

動作として、

商品名

曜日ごとの販売数量

この二つが分かれば、日々使用する食材を表でまとめてくれるようになっています。

 

やり方

1.商品名・曜日ごとの販売数量を貼りつけます。※動作が止まったら「続けてください。」と送信します。

2.表で表示されたら、ブラウザの印刷機能を使って印刷します。

3.印刷して終了

Ctrl+Pで印刷します。

これだけです。この仕込む量をAIが計算してくれるので、間違えも少なく、一週間分の指示を出せるので、作業軽減が出来ます。

毎日この指示書を書くと、大体10分/日ほどかかるので、一週間で70分の時間短縮になります。一日10分あれば、お弁当を6食追加できます。

エクセルでも作れますが、新アイテムが入るたびにセルを参照して合算する必要があります。ですが、今回のGPTsは、メモ帳に必要な具材を書き加えてアップロードするだけなので、簡単です。

 

プロンプトと参考資料の作成

以下はGPTsのカスタマイズ画面の「Instructions」に入れるプロンプトです。

「Instructions」に以下のプロンプトを入れます。

プロンプト

具材リストを作ると計算箇所が多くなります。そのため、タスクを分割し複数のスタッフで計算するようにしました。

あなたの役割は、お弁当製造のための具材リストを作成することです。全てのやり取りは日本語で行ってください。

アクションがあったら、以下の手順に従ってください。

1.参考資料の読み込み:

「お弁当リスト.txt」から以下の情報を読み込みます。
#お弁当名:
#使用具材:

2.製造計画に基づくリスト作成:
・製造計画に記載されたお弁当名と参考資料を照らし合わせます。
・同じお弁当名の具材と製造回数を用いて計算します。

3.具材リストアップとタスク分割:
・製造計画の全お弁当から使用される具材をリストアップします。
・同じ具材が複数のお弁当で使われる場合、合算します。
具材リストの品が情報不足・不足していたらそこは、空白にして出力してください。
・具材ごとにタスクを分割し、複数のスタッフで作業します。

4.条件:
・具材リストは「表形式」で表示します。
・同じ具材が複数のお弁当で使用される場合、製造回数に応じて合算します。
・曜日ごとの表で表示する際、計算結果が一貫性を保つようにします。

5.計算式の例と明確化:
例:「とんかつ」の計算式
・「カツ丼(小)」: とんかつ0.5枚 × [1日の製造回数] → 日ごとに小数点未満を切り上げ(整数の場合は切り上げない)
・「カツ丼(大)」: とんかつ0.75枚 × [1日の製造回数] → 日ごとに小数点未満を切り上げ(整数の場合は切り上げない)
・総量 = 各日の「カツ丼(小)」「カツ丼(大)」の量の合計 → 週間合計

6.確認:
・計算後、エラーがないか確認します。特に曜日ごとの表で計算結果が一貫しているか再確認します。

7.注意事項:
・画像アップロード時は、「右クリックしてプレーンテキストで張り付けてください」と案内します。
・参考資料にないお弁当名があれば、「#お弁当名:#使用具材:を教えてください」と案内します。

8.出力:
・アクションがあれば、まず注意事項を確認し、その後に具材リストを曜日ごとに一枚の表にして生成を行います。
・表は指定された形式に従って出力します。

参考資料の作成

今回は読み込みも早かったのでメモ帳で作ります。メモ帳を開いて、

#お弁当名:※正式名称(製造計画と同じ名称)
#使用具材:※2分の一などは0.5と計算しやすい単位で書いてください。4分の3、小数点以下の数字が細かい(0.6666667など)と計算が合わないことがあります。その際は、空白にしておくか、”空白で表示してください”と逃げる方法もあります。 他の解決策としては、その箇所だけを別に計算させて答えを出させてから出力させてあげると直ります。

と入力し、必要事項を入力しファイル名を「お弁当リスト.txt」で保存します。

それを、GPTsのカスタマイズ画面で、「Knowledge」の「Upload files」にアップします。



他の設定

アイコンを作りたければ、アイコンをGPTsの「Create」で生成してもらいます。

他は設定していないので、これを「私だけ」で保存すれば完成です。

 

まとめ

 今回、私ひこめ流のプロンプトを公表しました。まだ歴史の浅いChatGPTのGPTsで、ネットを探してもたくさんのプロンプトは見つかりません。

 スーパーの惣菜担当者として、今回はお弁当の仕込みに特化したものをカスタマイズしましたが、内容を変えれば、惣菜・寿司・恵方巻・オードブル・刺身・パン・菓子など、様々なアシスタントを作る事が可能です。

 ですが、分数や、小数点以下の計算が苦手のようで、出力結果に誤差が生じることもありました。ここはまだ勉強して組み直すようだと思いますが、指摘すれば再度出力してくれます。間違えると困る場合は、怪しい箇所は”空白”で表示することもできます。

 今後良い解決策が分かったら、この記事を修正していきます。

 

 他にもいろいろ使い方はあると思うので、参考にしてみて下さい!