節約のデリ

節約&惣菜のお役立ち情報を発信していきます! 【スーパーの惣菜ってどんな仕事?】 【惣菜で月1万節約!!】 【おすすめ業務用食材!!】 など、節約して貯蓄を増やす方法を発信していきます!

スーパーの惣菜の仕事環境ってどうなの?私の場合…

こんにちは!料理愛好家のひこめです!

私はスーパーの惣菜で15年以上働くベテランチーフです。

簡単な自己紹介です!

◎惣菜歴15年以上

◎5年間で売上120%UP!!

◎毎月5万円貯金(投資)

◎月10万円生活実践中

◎節約レシピ考案

どうでしょう?なかなかイージーな環境だと思いませんか?

実は、下3つを実行できているのは、会社のルールだからではありません!

 

そんな私の仕事の秘密を経験を踏まえて広めていこうと思います!

 

1.ストレス管理

これをしないと始まりませんね!

私は仕事をするうえで「計画・段取り」に力を入れています。それは、”結果が出れば文句を言われない”からです。その為には、計画して段取り良く進めて、最高の数値を残すしかありません。

予算をクリアさせて文句を言ってくる上司はなかなかいないと思います。上司からのストレスを極限まで下げることも仕事を楽しく進める手段です。

 

また人間関係においてもパートやアルバイトから不満がこぼれないよう事前に計画を打ち明け、準備させます。そうすることで、作業面を向上でき、計画に沿った作業をすることが出来るので、当日のトラブルを避けることができます。

 

実際にどうやればいいの?

 他にも有休や・休日の確保・作業面での不満など労働条件の不満などあると思いますが、不満があれば一つずつ解消すればいいだけです。

 有休は100%アルバイトもパートも消化させています。休日の確保は、パートやアルバイトの数を増やして確保します。どうしても足りなければ他の店舗へ要請を出して確保します。それでもダメなら外部で作ったアウトパックの比率を上げて休み希望を100%消化します。またスーパーでは珍しく全員が春夏秋冬長期休みをとるようにもしています。

 作業面で不満があれば、誰でも出来る基準(利益が残る基準)を定めてクリアできる人材のみを雇います。研修期間は法律で2週間設けることが出来るので、その2週間以内にどれだけできるか、ついてこれるか判断し、周りの意見も踏まえてクリアできる人材のみを本採用しています。

 

その結果、仕事環境はとてもよくなりました。年齢層も16歳から72歳と幅広くいますが、みんながみんな誰かの休みは補うことができますし、休みや仕事面で不満を言ってくる人はいなくなりました。

 

唯一言われる不満は他部門から惣菜だけ有休も使えて長期休みも多くてズルい!と言われますが、「これが普通のことだよ?」と答えています。

 

2.タイムマネジメント

 仕事とプライベートの時間を配分し、効果的なタイムマネジメントスキルを養うようにしています。仕事は7時から17時まで。休憩は2時間取るようにしています。休憩の2時間も自分の時間を大切にするため、お店から離れてとるようにしています。

 映画を見たり、仮眠をとったり、仕事仲間と食事時間を長めにとったり、仕事のことは考えないようにしています。このリフレッシュが午後のモチベーションにもつながるので大事にしています。

 もちろん17時以降は仕事はしません。持ち帰ることもしませんし、メーカーから電話があっても翌日に電話するようにしています。

 時間を決めてそれまでに終わらせる工夫や作業分担をすることで、それは可能です。パートやアルバイトには言い聞かせていますが、「残業は悪」ということです。生産性は下がりますし、残業は1.25倍の人件費がかかるので会社にも迷惑が掛かります。

 そのため、みんなで作業を分担しみんながみんな同じ作業ができるようにすべての仕事を教え込んでいます。

 

3.コミュニケーション

私はコミュニケーションは得意な方ではありません。そのため自分でルールを作っています

1日一回自分の出来事を報告する

ことです。

”昨日犬の散歩をしていたらカメを散歩させている人がいた!”など些細な事を話すことでそこから話が発展していきます。私が話さなくとも周りで話が進んでいきます。

 

そこからお子さんの事情など、家庭環境など読み取ることができます。深く聞かなくとも普段の会話から家庭環境や事情を知ることは出来るので、なるだけ仕事で答えられるようにしています。

どう仕事で答えるか?

特に私の職場は子供が小さい方が多いため、突発的な子供の熱や土日の子供イベント時には休みが多くなります。ですが、その時こそ子育てが終わった世代が手伝ってくれます。私も子供が小さいため突発休みや土日が休みが多くなりますが、その時は周りに助けられています。

逆に子育てが終わった世代は旅行に行くことも増えるので、その際は私が出勤したり学生などが助けます。

そうやって周りで助けることで有意義な休日を確保することができます。そのためにも、少なからず周りとの雑談やコミュニケーションは大事なんだと実感しています。

 

4.趣味とリフレッシュ

自分の趣味や興味を追求することでリフレッシュする時間を大切にします。

私は家庭菜園と株式投資が趣味です。家庭菜園をすると季節の野菜を知ることができ、それを仕事に反映させることができます。自分で育てた野菜を惣菜の技術で作るといつも以上においしく感じます。

今年は紫じゃがいも(シャドークイーン)を春に育てて紫ポテトサラダを作りました。秋じゃが取れたらレシピを載せようと思います。

株式投資は配当を目的に行っています。単一銘柄での利益は求めないようにしています。ここを惣菜の仕事環境に書くのは違うと思うので、今回は省きます。

 

5.まとめ

 これらの事を実践して完成するのに私は2年かかりました。その間、当時の店長やエリアマネージャーから休みが多すぎるとか、残業しないのはやる気がないとか、時にはサービス残業を強要されることもありましたが、すべて断っていました。

 それでも昇給は出来ましたし、売上予算も荒利予算もクリアさせて結果を出してきました。現状これ以上の昇給ランクがないため、現在はこれを維持しプライベートの時間を増やして副業が出来るようにしています。

 有休消化を年に100%消化していると月の休みは、10日~12日になります。完全週3日をするには有休の最大日数20日では足りません。

有休が日数が足りないときはどうする?

 足りない分は出勤しても作業には入らない日を作っています。

 レシピを作ったり、会議に参加したり、数値管理をしたり、身体を休めるときを作っています。この辺りは「ほぼ職業病による趣味」なので、気軽にやるようにしています。早い時は、午前だけ仕事して午後は帰ります。

 逆に繁忙期の恵方巻時や年末年始は週5日出勤して作業することもありますが、基本は週4回しっかり働き、月4回はリフレッシュしながら仕事をする感じになります。リフレッシュ日は休憩時間に整骨院に行って身体を休めたりします。

 それも労働環境を改善させ人が増えたからだと思います。周りがこうだからこうしなきゃよりも、自分がこういった環境で働きたいと思う環境を作るのも大事な仕事だと思います!

 

ぜひともこういった環境が周りのスーパーでも増えることを願っています!

 

 そして最後にすべてのスーパーの惣菜がこういった環境ではありません。超絶ブラックなとこもありましたし、有休消化をさせてくれない上司もいました。言い合いになることもありましたし、思い出はたくさんあります。

 だからこそ、ライフワークバランスを整えられる人が増えることを願っています。