こんにちは!料理愛好家のひこめです!
私はスーパーの惣菜で15年以上働くベテランチーフです。
簡単な自己紹介です!
◎惣菜歴15年以上
◎5年間で売上120%UP!!
◎毎月5万円貯金(投資)
◎月10万円生活実践中
◎節約レシピ考案
今回のテーマは「ご飯の大盛の適切な量は?」です。
私は商品開発をする際に、ご飯の量を減らさないようにしています。ご飯が少ないとボリュームが出ませんし、”せっかく買うならおなか一杯になってもらいたい!”と思っています。
ですが、周りからご飯の大盛りって必要なの?と言われることが度々あります。
お客様にも一人だと多いのよね~。と言われることがありますが、実際はどうだったのか、どうぞお読みください!
ご飯の普通盛りは何グラム?
まずはお茶碗1杯の量ですが、農林水産省の情報だと150gです。
スーパーでは180g~200gが1人前の量として扱われることが多く、お弁当に入っている1食分の量も大体これくらいとなります。
ご飯お茶碗1杯何キロカロリー?
これも農林水産省の情報だとご飯100g当たり156キロカロリーとの事なので、150gだと234キロカロリーになります。
ご飯大盛りは何グラム?
お茶碗1杯の量が分かったので、次は大盛りの量ですが、200~300gが適量のようです。
幅が広くない?と思われるかもしれませんが、調べれば調べるほど企業によって基準が様々です。
スーパーでは1.5倍の280~300gの量を入れると大盛表示になります。
私の働くスーパーでは300gが大盛りで、600gが特盛サイズとなっています。
一日に必要なカロリーは?
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2020年」によると、
男性:18~49歳 約2,650キロカロリー
女性:18~49歳 約2000キロカロリー
程度でした。
一食どれくらい食べれるの?
基礎代謝量も厚生労働省のページで確認できますが、
男性:18~49歳 約1530キロカロリー
女性:18~49歳 約1310~1160キロカロリー
のようで、これに活動消費量を800~1100キロカロリーだとすると、
一食に接種できるカロリーは、
朝食:600~800キロカロリー
昼食:700~1000キロカロリー
夕食:700~1000キロカロリー
と程度となります。正直、ご飯の大盛りを食べたらそれだけで468キロカロリーなので、この数値内で納められるか不安なところです。
それでも食べたいご飯!
以上の情報からスーパーの惣菜のご飯の量が180~200gと少し多いですよね?逆にご飯150gってコンビニおにぎり1.5個分程度で足りますか?と言いたい!
世の中ボリュームが欲しい人は一定層いて、工事現場の方やサラリーマンの方なんかは更に多いご飯大盛り300gをよく買われています。一日200パックのお弁当を製造して、その内30パックは大盛りの提供です。
ご老人の方でもシェアするとちょうどいいと、大盛りを求めて買う人もいます。
通常量では満足できない人もいることを理解し、本当に食べたい量を提供するのが、よりよい食事だと思います。
※ちなみに「ご飯600gのおかず倍盛り弁当」は、お子さんとパパさんとかがシェアして食べるのにちょうどいい量だそうです。複数のお客様から言われたので、どこ情報とかではありません。
まとめ
カロリーより満足感!
物価高で原材料が上がっている中、弁当を買う方が安いこともあります。カロリーとかを気にして少なめに食べるより、
”せっかく買うならおなか一杯になりたい!”
そう思って食べてもらう事の方が、作り手として嬉しいものです。
なので!ご飯の量はその人の条件にあったものを出すのが、”適切な量”なんだと思います!