こんにちは!料理愛好家のひこめです!
私はスーパーの惣菜で15年以上働くベテランチーフです。
簡単な自己紹介です!
◎惣菜歴15年以上
◎5年間で売上120%UP!!
◎毎月5万円貯金(投資)
◎月10万円生活実践中
◎節約レシピ考案
そんな私の今回のテーマは「焼きおにぎり」です!
家でも作れる”焼きおにぎり”ですが、お店で売ってる焼きおにぎりも美味しいですよね!お店に行って、焼きおにぎりがあったら毎回買ってしまいます♪
”シンプル・安い・美味しい”
そんな”焼きおにぎり”は、スーパーでも手作りでやっているところもあり、お店ごとのこだわりがあったりします。
私のいるスーパーでも焼きおにぎりは、おにぎりの中で”一番売れる商品”です!
多い時で、1日10kg=100個ほど売れる大人気商品ですが、その販売のこだわりと、原価、利益についてお話したいと思います!
焼きおにぎりの原価は〇〇円!?
焼きおにぎりは原価も抑えられます。お米の原価を、5kg2000円とした時、
おにぎり 1個(120グラム) 24円
焼きおにぎりのタレ 16.5円
白ごま少々 1円
これだけです。1個100円で売れば、58.5%の値入率になります。(原価率は41.5%ですね。)お店ではもう少し原価も抑えられるので、おおよそ65%ほどの値入率があります。
これを100個売ると5,850円の利益が得られます。慣れてしまえば、30分ほどで握って、タレ漬けまで出来るので、生産性も悪くありません。
「半額にしても利益が出る商品」はとても優秀です。”今月利益が厳しいな。”と思っている方はぜひお試し下さい!
私は新人研修する際に、こういった商品は手を掛けても必ずやるよう教えています。
以下に惣菜の原価率の記事も書いています。是非読んでいない人はお読みください。値入率50%超えってすごいんですよ!?
売れる特徴
焼きおにぎりには、売れる4つの法則があります。過去いろいろな販売をしてきて売れる日、売れない日にどんな差があったのか、検証してみました。
その結果、タレはたっぷりおにぎりの表面に塗る、焼く際は、コンベクション(オーブンモード)の場合200度12~13分ほどでこんがり焼くことでした。
外はパリ、中はフワッ、艶があり、いい焦げ目が付いていること!
それが、「売れる美味しい焼きおにぎり」の特徴です!
実勢の製造写真
1.おにぎりを成型して、たっぷりタレを塗ります。
2.胡麻を振ってから、コンベクション(オーブンモード)200度12~13分程度焼きます。
3.完成
アレンジレシピ
焼きおにぎりは、アレンジレシピも多々あります。種類を増やして付加価値を付ける方法もあるので、焼きおにぎりを強化販売したいときはお試しください。
チーズ焼きおにぎり
おすすめの商品として、チーズソースを掛けて焼く方法です。
最近では業務スーパーでも、チーズソースを見ることがあるので、こういったものを掛けて焼くのもありです。焼き時間は調整が必要です。
チーズソースはネット販売しているところが少ないので、近場で買える商品として、日本製粉のトッピングソースがいいと思います。
なければ、ピザなんかにも使えるナチュラルチーズもおすすめです。癖のないチーズなら万人受けします。
|
奇抜なアイテム
中にツナや、鮭など入れてもいいかもしれませんが、それだけでは面白くありません。奇抜なアイテムとしては、”モッツァレラチーズ”と”いぶりがっこ”の組み合わせもおいしいですよ!
香ばしさ、チーズの濃厚さ、いぶりがっこの風味がよく合う商品になります。
焼きおにぎりのタレのレシピ
市販のものがあるかと思い探しましたが、意外とない事に驚きました。なので、お店で使っている「焼きおにぎりのタレ」に近いものを作ってみたいと思います。
おにぎり(3個分)
醤油 50グラム
水飴 20グラム
砂糖 20グラム
みりん 20グラム
かつお粉(昆布粉) 一つまみ
手順
- かつお粉以外を鍋に入れて沸かします。
- 砂糖がとけて2分ほど沸かし続けて水分を飛ばします。
- かつお粉(昆布粉)を入れて、溶かします。
- 粗熱をとって、消毒した容器に入れて、冷蔵庫で寝かします。
- 冷えてとろみが付いたら完成です。
お店のモノより色が薄いので、焼きながらタレを上塗りした方が美味しく使えます。醤油は可能なら”たまり醤油”を使うと濃い色合いになると思います。水あめがない方は、以下を試してみて下さい。
どぶ漬けタイプ
別のおにぎりタレとしては、どぶ漬けタイプもあります。
その際は水あめを入れず、とろみを付けずに作ってください。多めに作るとどぶ漬けにする際に、やりやすいです。
成型したおにぎりは固めに握り、一度冷やしておくと、やりやすいです。
それを”素早く”タレにどぶ漬けにして、崩れないようにバットに網をして、余分な水分を切ります。
そしてフライパンもしくは、トースターで焼けば完成です。タレを上から少しずつ塗ると色が濃くなり香ばしさも増して美味しいです。