こんにちは!
スーパーの惣菜担当 料理愛好家の「ひこめ」です!
今回のテーマは、「海苔もオレンジジュースもお米も値上げ!?2024年6月の値上げラッシュ」です。
食品業界における最新の値上げ動向と、スーパーマーケット販売統計調査の結果について詳しくお話しします。
特に注目すべきは、海苔製品の値上げとオレンジジュースの価格上昇、そして6月に予想されるお米の値上げです。
この記事は、帝国データバンクの「食品主要 195 社 価格改定動向調査―2024 年 6 月 」、スーパーマーケット協会の「スーパーマーケット販売統計調査資料 2024 年 4 月実績」、農林水産省の「令和5年産米の相対取引価格・数量(令和6年4月)」のデータを素に、ChatGPT-4oでまとめもらいました!
海苔製品の値上げ動向
6月の値上げの詳細
2024年6月、食品主要195社による値上げの中で、加工食品が最も多くの品目で値上げされました。その数は329品目に及びます。その一部をご紹介します。
カテゴリ | 品目 | 値上げの主な要因 |
---|---|---|
加工食品 | 海苔製品(味付け海苔、焼き海苔) | 異常気象による生産量減少、輸入コストの増加 |
加工食品 | 調味料(しょうゆ、ソース、マヨネーズ) | 原材料価格の高騰 |
加工食品 | 瓶詰・缶詰(ツナ缶、フルーツ缶) | 輸入材料の価格上昇、円安 |
加工食品 | 乾物(干しシイタケ、海藻類) | 天候不順による収穫量減少 |
惣菜 | お弁当 | 人件費、材料費の上昇 |
惣菜 | おにぎり | 具材や米の価格上昇 |
惣菜 | 揚げ物(コロッケ、唐揚げ) | 油の価格上昇、物流費の増加 |
日配品 | 豆腐 | 大豆の価格上昇 |
日配品 | 納豆 | 大豆の価格上昇 |
日配品 | 乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ) | 飼料価格の上昇、輸入コストの増加 |
日配品 | パン | 小麦の価格上昇、エネルギーコストの増加 |
一般食品 | お米(コシヒカリ、ななつぼしなど) | 天候不順、円安 |
一般食品 | 麺類(乾麺、即席麺) | 小麦価格の上昇 |
一般食品 | お菓子(チョコレート、ビスケット) | カカオ豆、砂糖の価格上昇 |
一般食品 | 嗜好品(コーヒー、紅茶) | 輸入コストの増加 |
酒類・飲料 | オレンジジュース | オレンジ果汁の価格高騰 |
酒類・飲料 | ビール、ワイン | 原材料の価格上昇、物流コストの増加 |
- 原材料高騰:特に海苔の生産地での不作や異常気象が影響しています。
- 円安:輸入原材料の価格が上昇し、そのコストが価格に反映されています。
- 物流費の増加:エネルギー価格の上昇が物流費に影響を与えています。
海苔製品の価格動向
- 値上げ品目数:329品目(加工食品の中で最多)
- 値上げ率平均:17%
海苔製品の値上げは特に顕著で、味付け海苔などの価格が大幅に上昇しました。この現象は、異常気象による生産量減少や、輸入コストの増加が主な原因です。
具体例:オレンジジュースの値上げ
私のいるスーパーでも、オレンジジュースの価格が驚くほど上がっていました。
通常100円程度で売っているオレンジジュースが200円を超す金額になっていました。こんなに値上げするなんて、発注担当者も困惑していました。
6月のお米の値上げ予測
農林水産省が公表した「相対取引価格」によると、6月はお米の価格も上昇が予想されています。以下は主要な品種の価格動向です。※詳細は農林水産省の「令和5年産米の相対取引価格・数量(令和6年4月)」で確認できます。
一部の主要品種の価格動向
- ななつぼし(北海道):15,742円(前年同月比111%)
- ゆめぴりか(北海道):16,400円(前年同月比107%)
- ひとめぼれ(岩手):14,841円(前年同月比111%)
- コシヒカリ(新潟):17,389円(前年同月比102%)
詳細な価格データ
産地 | 品種銘柄 | 価格(6年4月) | 対前年比 |
---|---|---|---|
北海道 | ななつぼし | 15,742円 | 111% |
北海道 | ゆめぴりか | 16,400円 | 107% |
岩手 | ひとめぼれ | 14,841円 | 111% |
新潟 | コシヒカリ(一般) | 17,389円 | 102% |
これらのデータからも、お米の値上がりが顕著であることが分かります。
値上がり率の分析
- ななつぼし:前年同月比11%増加。これは、生産地の天候不順と円安の影響を受けているためです。
- ゆめぴりか:前年同月比7%増加。こちらも天候不順と輸入コストの増加が影響しています。
- ひとめぼれ:前年同月比11%増加。岩手県の生産量減少が価格に影響しています。
- コシヒカリ(新潟):前年同月比2%増加。新潟県の生産状況は比較的安定していますが、全国的な価格上昇の影響を受けています。
スーパーマーケット販売統計調査の結果
2024年4月のスーパーマーケット販売統計調査の結果、全店売上高は前年同月比102.5%増、既存店では101.8%増でした。以下は詳細な売上高のデータです。
総売上高と食品合計
- 総売上高:101,581,172万円(前年同月比102.5%、既存店比101.8%)
- 食品合計:92,513,155万円(前年同月比102.7%、既存店比101.8%)
生鮮3部門
- 青果:14,085,744万円(前年同月比105.2%、既存店比104.4%)
- 水産:8,787,881万円(前年同月比102.7%、既存店比101.5%)
- 畜産:11,828,972万円(前年同月比98.9%、既存店比97.8%)
これらのデータからも、特に青果部門での売上が顕著に増加していることが分かります。
地域別売上高
- 北海道・東北地方:13,629,567万円(前年同月比100.7%、既存店比101.0%)
- 関東地方:37,636,970万円(前年同月比104.0%、既存店比102.9%)
- 中部地方:12,429,972万円(前年同月比102.1%、既存店比100.4%)
- 近畿地方:22,581,189万円(前年同月比103.1%、既存店比102.3%)
- 中国・四国地方:10,156,462万円(前年同月比101.6%、既存店比101.3%)
- 九州・沖縄地方:5,147,012万円(前年同月比101.4%、既存店比101.2%)
これらの地域別データからも、全体的な売上増加が見られる一方で、地域による差異も確認できます。特に関東地方では大きな増加が見られます。
分析結果の詳細
- 全体的な売上増加:スーパーマーケット全体の売上高が前年同月比で増加していることから、消費者の購買意欲が引き続き高いことが伺えます。しかし、食品の値上げが続く中で、消費者の支出が増えていることも一因です。
- 青果部門の成長:青果部門の売上が前年同月比で5.2%増加しており、特に季節の野菜や果物が好調です。これは、家庭での料理の増加が影響していると考えられます。
- 地域別の特徴:関東地方と九州・沖縄地方での売上増加が顕著です。関東地方では人口密度の高さが影響しており、九州・沖縄地方では観光客の増加が売上に寄与しています。
総括
2024年6月も、食品の値上げが続く見通しです。特に海苔製品やオレンジジュース、お米の価格上昇が目立っています。これらの値上げの要因は、原材料高、円安、異常気象など多岐にわたります。
消費者としては、節約のために購入量を調整したり、代替品を検討する必要があるかもしれません。
スーパーマーケットの売上データからも、全体的な売上増加が見られる一方で、特定の食品の価格上昇が消費者に影響を与えていることが分かります。
まとめ
今回はChatGPT-4oを使って分析してみました。膨大なデータを一から読んで、今の動向を探るのは、とても手間が掛かります。
そこで活躍するのが、AIです。今回はAI頼みの記事になってしまいましたが、要約してまとめてくれるので、仕事の方向性を導き出すのにも使えます。
今後も月初めには値上げ情報なんかも載せていくので、ご興味がある方はご覧ください!