物価高騰に対抗!?2024年12月の弁当はご飯多めで勝負!
お腹も心も満たす「ご飯多め弁当」の挑戦
2024年も残りわずか。高騰する食材価格にどう対抗するか?
今回はその答えとして、私なりの商品作り「ご飯多めの弁当」をご紹介します。安くてお腹いっぱい、さらに嬉しい付加価値をつけた新商品です。
ご飯多めの鶏もも唐揚げ弁当
・白飯250g+鶏もも唐揚げ3個+ナポリタン50g+煮物+マヨネーズ+桜漬け
手作りの鶏もも唐揚げは唐揚げ粉を多めにして、塩味の強い唐揚げにして、たっぷりのご飯に合うよう工夫しました!
ナポリタンも少し多めの50g!炭水化物好きにはたまらない組み合わせに仕上げました。
「とにかくお腹いっぱいになりたい!」というお客様に向けた商品となります。
ご飯多めの味噌ヒレカツ弁当
・白飯250g+ヒレカツ2枚+味噌だれ30g+焼きそば50g+煮物+桜漬け
柔らかいヒレカツにたっぷりとかけた味噌だれがご飯との相性抜群。
少し甘めに仕上げた味噌だれは、ご飯の進みを後押ししてくれます。焼きそばのソースも主張しすぎないよう調整し、全体のバランスを考慮しました。
ヒレカツは2枚で少し物足りないかもしれませんが、ハーフカットにして、多めの味噌だれはご飯が良く進みます。
ご飯多めのカキフライ弁当
・白飯250g+カキフライ3個+ナポリタン30g+煮物+桜漬け
カキフライを3個使いました。カキフライは韓国産。広島産と韓国産では、1個当たり20円程原価も変わってくるため、ここは韓国産で対応しました。
残念ながら今回は原価が合わずタルタルソースが使えなかったものの、今後安価なタルタルがあれば切り替えようと思います。
「もう少し副菜が欲しい」という意見もあり、これは次回の課題としました。
「ご飯多め」は大満足の証!
物価が上昇している今だからこそ、満腹感を重視した「ご飯多め」の戦略は今後のカギとなりそうです。
手軽で安く、そして美味しいお弁当は、これからの惣菜売り場の主力商品として成長が期待されます。
次回は副菜の充実やおかず重視の展開など、さらに改良を進めていきたいと思います。
スーパーごとに戦略も違うので、ぜひ惣菜売り場に行ったら、どの路線で売ってるのか気にしてみて下さい。
スーパーごとの性格が見えてくると思いますよ!