
『食費どれくらい上がってる?カレーライス物価指数でわかる家庭のごはん代』
カレーって、食卓の定番だけど…最近の原材料の高騰で「ちょっと高くなったな」と感じていませんか?
実はその「カレーの値段」を毎月チェックしている指標があるんです。
カレーライス物価指数って何?
「カレーライス物価指数」は、私たちが家庭で6食分のカレーを作るときにかかる原材料や光熱費などを集計して、帝国データバンクが毎月発表している指数です。
カレーはお肉・野菜・お米・カレールーといった幅広い食材を使うので、物価全体の動きを反映しやすいんです。
つまり、
「家庭のごはん代がどれくらい上がってるかが分かる数字」
みたいな存在なんですよ。
カレーライスの価格が2ヶ月連続で値下がり!

2025年7月のカレーライス物価は、1食あたり438円となり、6月の440円から2円の値下がり。
さらに、8月は437円と、3ヶ月連続で減少が見込まれています。
これでやっと、2024年から続いた怒涛の値上がりにブレーキがかかったようです。
グラフで見ると、2025年5月の「441円」がピークとなり、以降はじわじわと下降しています。
カレーライス物価の内訳
では、この438円の中身はどうなっているのでしょうか?
2025年7月の内訳を見てみます!

- 🥩 カレー具材(肉・野菜):210円
→ 玉ねぎなどの野菜が安定した価格に落ち着き、前年同月比で−1円 - 🍚 ごはん(ライス):196円
→ コシヒカリなどのブランド米が高止まり中。なんと前年同月比+95円! - 🧂 カレールー(+食用油):28円
→ 市販ルーの値上げが影響。3ヶ月連続で上昇中 - 🔌 水道光熱費:4円
→ 特に変動なし
「お米」が価格を押し上げている大きな要因ですね。
価格が落ち着いた理由は?
今回の価格減少の背景には、いくつかの要因があります。
- コメ価格の急上昇が一服
→ 備蓄米の放出や需要の安定により、ピークアウトの兆しが見えていました。 - 野菜類の価格が平年並みに
→ 高温ながらも生育が順調で、ニンジン・タマネギ・ジャガイモの価格が安定したようです。 - 全体としてのインフレ鈍化
→ カレーだけでなく、他の食材でも物価上昇の勢いがやや落ち着いてきています。
カレー具材の価格が2年ぶりに前年同月を下回ったのは注目すべき点です。
今後どうなりそう?
では、この価格低下はずっと続くのでしょうか?
実はそう単純でもなさそうです・・・。
2025年9月予測では「436円」
まだ高値圏ではありますが、今秋までは430円台での推移が続くと予想されています。
つまり、値下がりしているとはいえ、まだまだ油断は禁物。
このカレーライス物価指数、冒頭でもお伝えした通り、
「家庭のごはん代がどれくらい上がってるかが分かる数字」
です。
ということは、たとえ最近の価格が少し落ち着いてきたとはいえ、
全体としてはまだ“高い水準”での推移が続くとも言えるんです…。
2020年の一般家庭の食費と比較
総務省「家計調査」によると、2020年の一般家庭(二人以上世帯)の食費は月平均およそ7万2,000円。
それが2025年には約8万円に増え、5年間で5,000円以上の上昇となっています(約7〜9%増)。
一方、「カレーライス物価指数」では、1食あたりの価格が2020年の275円から、2025年は438円に上昇。
なんと約1.6倍です。
つまり、全体的な食費よりも、カレーのような身近な料理の方が、家計への値上がりの影響がより大きいということが分かります。
毎日の食卓で感じる「食費の高さ」は、この体感値から来ています。
まとめ
2025年7月のカレーライス物価は1食438円。
2ヶ月連続で値下がりし、ようやく落ち着きの兆しが見えてきました。
とはいえ、コメやルーはまだ高値のまま。
今秋までは430円台の高値圏が続く見通しです。