
今日のテーマは『おうちカレーがついに400円超え!?備蓄米の放出は今後どうなる?』
こんにちは、惣菜チーフのひこめです。
日々、スーパーの売場で「これ、高くなったなあ…」と感じる瞬間が増えています。
中でもびっくりしたのが、カレーライス1食がついに407円になったという調査結果が出たこと!
www.tdb.co.jp節約料理の代名詞と言われたカレーライスが、もはや「家計の悩みのタネ」になるかもしれません。
今日は、
「なぜここまで上がってしまったのか」
「今のカレーは、いくらで作れるのか」
「備蓄米の放出でどう変わった?」
について、お話しします!
カレーライスがついに400円突破!
まず、こちらの画像をご覧ください👇

「ごはん」が大幅に値上がり、2025年2月時点でのカレー1食分の原価は407円。
ついに400円台に突入しました。
物価高の主な原因はコレ

ごはん(ライス)の高騰が大きい
カレー1食あたりのごはんだけで169円。
これは前年の約1.8倍です。
なぜこんなに高くなったのかというと…
- 2024年は猛暑と雨不足で、お米の出来がよくなかった
- 肥料や燃料代などの作るためのコストがどんどん上がってる
- 外食やお弁当向けの業務用のお米の需要も回復してきた
- 店頭では、特に人気の銘柄米が高値で売られやすくなってる
こうしたことが重なって、お米の価格がなかなか下がらないんです。
野菜・牛肉の高値もじわじわ効く
カレーの主役の一つ、野菜や輸入牛肉も高止まり中。
猛暑で育ちが悪かったり、輸入コストの上昇が影響しています。
さらに、アメリカの「トランプ関税」によって、今後さらなる価格上昇の可能性もあります。
先日トランプ大統領が輸入品に一律10%の関税をかけ、地域ごとに異なる税率を上乗せする「相互関税」を導入しました。
今後の政府の対応にもよりますが、関税の影響で食材の高騰が長引くおそれがあります。
毎日の食卓、どこまで影響が出てる?
スーパーのお惣菜も大変
惣菜コーナーを担当している立場から言うと、値段はできるだけ据え置きしたいんですが…
材料費の高騰で、1個あたりの利益がぐっと減っています。
1年ほど前だったらカレーライス1パック298円で売っても、60%近く利益がありましたが、現在は同じ商品でも38%程度とだいぶ利益が減っています。
カレーライス+具材で商品を作っても、1回の外食レベルまで価格は上がります。画像は過去に販売していた商品ですが、当時500円で売っていた商品は880円程度にまで上昇してしまいました。



備蓄米の放出で米価格は変わる?
以前備蓄米の落札価格が公表されて記事にしましたが、備蓄米が市場に出ても、店頭の価格は下がりませんでした。
最新の政府の情報だと、
米価の急騰に対応するため、4月下旬に10万トンの備蓄米を放出する予定です。
ただし、農林水産大臣は「米価に直接的な介入は行わない」と話しており、あくまで価格の安定化に向けた柔軟な対応をしていく方針のようです。
もし本当に不足するようなことがあれば、
海外からのお米(いわゆるミニマムアクセス米)を使うこともできるそうですが、
「主食を海外に頼りすぎるのは心配」とも言っていました。
まとめ
おうちカレーが1食400円を超えるなんて、
ついこの前まで「節約料理の代表」だったのに…って、びっくりしますよね。
とくに大きな影響が出ているのが「お米」。
政府は備蓄米を追加で放出する方針ですが、すぐに価格が下がるわけではなさそうです。
「主食を海外に頼るのは不安」という声もある中で、
わたしたち消費者の動きや声が、今後の流れに影響するかもしれません。
※出典
帝国データバンク『全国カレーライス物価調査(2025年4月10日発表)』
本記事は同資料をもとに、筆者が内容を再構成し執筆しています。