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“惣菜が主役”に?2025年6月、スーパーで起きた買い方の変化とは?

2025年6月のスーパーマーケット業界動向!惣菜・一般食品が堅調、青果・水産はやや不調

スーパーマーケット協会が2025年7月22日に発表した  「2025年6月実績のスーパーマーケット統計調査」「景気動向調査」のデータをもとに、6月の業界全体の動きをわかりやすくまとめました。

www.super.or.jp


6月はどうだった?部門ごとの動きをチェック!


気温が非常に高く、日照時間も長かった2025年6月。


その影響もあり、涼味・惣菜・飲料系の需要がぐっと高まりました。

とはいえ来客数は減少気味…。客単価や価格の上昇が全体の売上を支えています。

今回は、全国のスーパーマーケットの動きをデータから一緒に見ていきます!


 

6月の全国的なスーパーマーケットの動きは来客減でも単価アップで売上は堅調

2025年6月のスーパーマーケットは、来客数がやや減少したものの、客単価や価格上昇に支えられ、全体の売上は堅調に推移しました。特に惣菜や一般食品が好調で、即食・簡便ニーズの高まりが目立ちました。

1. 全体の売上

  • 総売上高:1兆765億円(前年同月比+4.6%)
  • 食品合計:9,864億円(前年同月比+5.0%)

2. 地域別の売上変化

地域 売上増減(前年同月比)
北海道・東北 +4.6%
関東 +5.9%
中部 +3.2%
近畿 +4.1%
中国・四国 +3.9%
九州・沖縄 +2.3%

関東や近畿が好調ですね!特に惣菜や一般食品の動きが売上を支えている印象です。

【2025年6月のスーパーマーケット売上データ】

以下は、2025年6月の各部門の売上詳細です(全店・税抜)。

部門 売上高(百万円) 前年同月比
総売上高 1,076,888 +4.6%
食品合計 986,444 +5.0%
青果 142,991 +1.0%
水産 86,122 +1.2%
畜産 122,469 +4.0%
惣菜 117,451 +5.5%
日配 221,449 +5.4%
一般食品 295,962 +8.0%

全体として好調で、特に一般食品と惣菜が売上をけん引しました。

気温の上昇と日照時間の増加で夏向け商品が好調だったことに加え、物価高を背景に代替・即食ニーズが高まったことで、弁当やレトルト食品などの売上が伸び、一般食品と惣菜が全体の売上をけん引した感じです。


 

DI(ディーアイ)とは?

DI(Diffusion Index)とは、前年と比べて「売上が良くなった」と感じるお店がどれくらいあるかを示す指標です。
プラスなら好調、マイナスなら不調の傾向があります。

DI値 評価
20以上 かなり好調
10〜20 好調
0〜10 やや好調
−10〜0 やや不調
−20〜−10 不調
−20以下 かなり不調

この指標を元に部門別の動きを確認していきます!


 

【部門別の動き】

2025年6月の部門別では、惣菜・一般食品が売上をけん引し、青果・水産はやや苦戦と、明暗が分かれる結果となりました。詳しく見ていきます!

1. 青果(DI:-3.9|やや不調)

気温は高かったけど、葉物の単価が下がって売上が伸び悩みました。

✅ 好調の要因
  • サラダ需要が高く、レタス以外の葉物が動いた
  • 根菜・きのこ類は価格安定で堅調
  • カットフルーツ・メロン・スイカなど夏果物が好調
⚠️ 不調の要因
  • トマト・レタスなどの単価下落
  • さくらんぼは不作で不調

2. 水産(DI:-2.3|やや不調)

刺身類やうなぎは健闘。全体的には相場高で厳しい月でした。

✅ 好調の要因
  • 刺身類(マグロ・カツオ・サーモン)好調→前年より持ち直し
  • うなぎは気温上昇で需要増→輸入品を中心
  • 加工魚・海藻類は安定
⚠️ 不調の要因
  • 生魚系は引き続き相場高
  • ブリ・タコなど一部で供給不安

3. 畜産(DI:1.9|やや好調)

豚・鶏の需要は安定。夏向けメニューが徐々に伸びています。

✅ 好調の要因
  • 鶏肉は調理しやすさから引き続き人気
  • 豚肉は炒め物・焼肉需要で安定
  • 牛肉は切り落とし・小間切れが堅調→価格・簡便な商材が好調
⚠️ 不調の要因
  • 全体的に相場高止まりが継続
  • 鶏肉はブラジルの鳥インフルエンザの影響で高騰が続く


 

4. 惣菜(DI:13.0|好調)

米の価格高騰で、弁当や寿司の代替需要が目立ちました。差別化アイテム、利益確保アイテムの商品ラインナップの見直し、独自アイテムの開発に力をいれるスーパーが多くなった。

✅ 好調の要因
  • コメ高騰により寿司・弁当系の販売が好調
  • 気温上昇でタイパの良い揚げ物・天ぷらは堅調
  • 冷やし麺・唐揚げ・カットサラダなど即食系も堅調
⚠️ 不調の要因
  • 一部メニューで価格上昇による買い控え
  • 寿司は、猛暑により持ち帰り面で不調傾向
  • サラダ関連は野菜の価格が落ち着いたため伸び悩み

5. 日配(DI:5.8|やや好調)

冷食とデザート、豆腐類の動きが良かったです。

✅ 好調の要因
  • 鶏卵は価格高騰が続き好調
  • コメ価格高騰で、パンやチルド麺が引き続き好調
  • 冷凍食品は引き続き堅調
⚠️ 不調の要因
  • 牛乳・デザート類は伸び悩み

6. 一般食品(DI:18.0|好調)

米や飲料、レトルト食品が全体を引っ張りました。

✅ 好調の要因
  • 備蓄米の放出で買い上げ点数UP
  • 即食レトルト系・冷やし麺が好調を維持
  • 気温上昇により飲料(炭酸・水・スポーツドリンク)も動いた
⚠️ 不調の要因
  • 酒類は前年並み~やや減少傾向


 

【まとめ】

2025年6月のスーパーマーケット業界は、惣菜・一般食品の好調が目立つ月でした。

逆に、青果や水産では価格や気温の影響もあり、伸び悩みが見られました。

景況感や購買意欲は下がっている中でも、即食・簡便・代替ニーズに応える商品は伸びています。

今後も「必要なものを必要なだけ」という傾向が強まりそうです。

来月以降の天候・相場も見ながら、仕入や売場改善にぜひ活かしていきましょう!